SDGsへの取り組み
ESGへの取り組みの一環として、Cirrus Logicでは、17ある国連の持続可能な開発目標(UNSDG)のうち4つを当初の注目分野として選定しました。これらの目標は、人類や地球にとって極めて重要な分野における活動を促進することを目的としています。ボランティア活動、慈善活動への寄付、世界各地の施設の改善を通して、私たちは前向きな貢献ができると信じています。

質の高い教育をみんなに
Cirrus Logicは、すべての人が教育にアクセスできることが不可欠と考えています。2022年度は、授業料払い戻し給付の拡大、リーダーシップ開発プログラムの開始、2年に一度の第5回イノベーションサミットの主催など、従業員の能力開発を支援しました。また、若年層向けのSTEM教育を推進する組織や、早期採用者を募集する研究機関や学生組織と連携し、多様な技術候補者のパイプラインの拡充にも取り組んできました。さらに、エンジニアリング分野の女性、黒人、ヒスパニック系の学生数を増やすためにワークショップも開催しています。

ジェンダー平等を実現しよう
職場で男女平等を達成して女性の権限を強化することは、Cirrus Logicにとって重要なことです。2022年度は、有給育児休暇の延長、産休手当の増額、柔軟な職場復帰の導入によって、従業員が出産後に仕事に戻れるようにして、米国で扶養家族の福利厚生を充実させました。また、従業員リソースグループ「女性リーダーシップチーム」の支援と育成を継続し、2022年度には世界中の会員数が41%増加しました。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに
英国オフィスと米国オースティンのオフィスは100%の再生可能エネルギー契約で運営されています。その結果、2022年度は、総電力使用量の79%、総エネルギー使用量の76%が風力や太陽光などの再生可能資源から調達されました。さらに、すべての人が安価で信頼できる持続可能な近代的エネルギーにアクセスできるように、Cirrus Logicでは、従業員からの寄付と企業マッチングプログラムを通して、複数の組織に資金を拠出しています。

気候変動に具体的な対策を
2022年度、Cirrus Logicは科学的根拠に基づく排出削減目標(SBT)を指針として、2030年度までにスコープ1と2温室効果ガス排出量を2021年度比で90%削減するという目標を設定しました。また、2022年度に初めて気候変動リスク評価とシナリオ分析を実施して、当社の企業リスク管理プロセスに気候関連のリスクを統合しました。
ボランティア
Cirrus Logicの従業員は、環境、教育、芸術、人道的支援を目的とするさまざまなコミュニティや慈善活動に定期的に協力しています。