当社のファブレス生産モデル

ファブレス半導体企業である当社は、部品を自社設計し、製造、組立、試験を世界各地の専門メーカーに外部委託しています。当社のファブレス生産プロセスを監督しているのは、サプライチェーン管理チームです。このチームは、ISO9001認証の品質管理システムに従って、プロセスおよびパッケージ開発、テストプログラム開発、品質を管理するエンジニアリングオペレーションチームと連携します。この製造戦略により、当社は革新的な部品の設計に集中し、固定費や設備投資を最小限に抑えて、先進的な製造設備にアクセスできるようになります。また、ティア1サプライヤーと長期的な関係を構築、維持することで、複数の最先端技術を調達することも可能になります。

責任あるサプライ・チェーン

品質に対するCirrus Logicのコミットメントの重要な要素は、基盤となるサプライヤとの誠実な関係です。当社では、当社の価値観と高い基準を共有するティア1サプライヤーたちと、長期的な関係を築き維持しています。私たちはこれらのサプライヤーに対し、環境的・社会的に責任ある製造プロセスを維持しながら、安全な労働環境を作り、労働者に敬意と尊厳をもって接してくれることを期待しています。これらの密接な関係は、潜在的な評判上のリスクを軽減し、顧客ロイヤルティを構築し、優れた品質の製品を提供するのに役立ちます。

Cirrus Logicは、グローバルなサプライチェーンで企業の社会的責任を推進する非営利組織、Responsible Business Alliance (RBA)に加盟しています。ティア1のすべての主要サプライヤーは、RBA行動規範と、それよりさらに厳しい顧客要件から得た情報を基に作成された『サプライヤー行動規範』に従う義務があることを認識する必要があります。Cirrus Logicは、このサプライヤー行動規範を使用し、当社サプライヤ・ネットワークを選択および管理しています。さらに、四半期レビュー、スコアカード、年次監査、サプライヤー能力開発目標、工程の歩留まり、総合的な品質性能など、様々な方法を駆使して関係の継続的改善を管理、評価、促進しています。

ティア1サプライヤーに対しては、彼らの主要サプライヤーからの運営基準と同じレベルを期待することを奨励しています。当社は、可能な場合は常に、RBAのツールやイニシアチブを実用的な方法で活用し、責任あるサプライチェーンを構築します。当社のティア1ファウンドリ、組立、テストサプライヤーは、サプライヤー行動規範の遵守に加えて、ISO14001環境管理システム認証も取得しています。このことは、環境への影響に対する責任ある管理における彼らのコミットメントを示すものです。

サプライヤとの関係を通じて製品品質の管理をどのように実施するかについては、サプライヤの品質管理のサイトをご覧ください。

サプライ・チェーン倫理

Cirrus Logicは、サードパーティサプライヤーとのあらゆる関係で、最高水準の製品品質と公正な取引を維持することに尽力しています。Cirrus Logicは、サプライ・チェーン全体の安全な労働環境、作業員に対する敬意と尊厳のある扱い、環境的および社会的責任のある製造工程を徹底することにも常に取り組んでいます。私たちは、あらゆる商取引において、一貫性と透明性を確保しながら、倫理的な方法で行動することに努めています。当社の反奴隷制度に関する最新の声明を以下に掲載しています。また、以前の20212020および2019年の声明もご確認いただけます。

責任ある調達

Cirrus Logicは、サプライ・チェーン・パートナーの皆さまと緊密に連携し、責任ある材料調達をサポートしています。透明性を保つため、毎年、責任ある鉱物イニシアチブの会員資格を利用して、当社のデューデリジェンスの取り組みをまとめた紛争鉱物帳票を作成しています。最新の紛争鉱物帳票をご覧いただけます。

製品責任

Cirrus Logicは、半導体の設計と製造において、特定の危険物質の使用の禁止・制限に取り組んでいます。当社は環境への影響を最小限に抑えるために、EU RoHSEU REACHなどの適用される規制要件に従っています。

詳細については、企業コンプライアンスサイトをご覧ください。